![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
道に迷った武陵の漁夫が、桃の花が咲き乱れる林の奥に、この世の変遷から取り残されたる仙境を見いだした話 帰り道に目印をつけ、再び男は桃源をめざすのだが、もうみつけることはできなかったというオチつき 男がもたらした外の情報が この仙境を滅ぼしたように思えてならない たとえばウィルスだとか |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
班女が閨の内には秋の扇の色 漢の成帝の宮女であった班が、君寵衰えたる我が身を秋の扇にたとえ、詩に詠んだという故事から、相手の男から顧みられなくなった女性の身を指す |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
吹き消すこと あるいは吹き消された状態を涅槃というのだとか 私の命の蝋燭は、いったい何処に置かれているのか |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
百年前の、ある月の、ある日、綾姫はこの鼓を打って、この音をきいた。そうして眼にも見えず耳にも止まり難い久能の心の奥の奥の呪いが、云い知れぬ深い怨みをこめて
シミジミ自分の心に伝わって来るのを只独り感じたのであろう。死ぬよりほかにこの呪いから逃れるすべがない事をくり返しくり返し思い知らせられたであろう。
「あやかしの鼓」夢野久作 |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
どんな古物商であっても 収集家の業ともいえる念を浴び続けるうちに 古物の声を聞き分けられるようになる 付喪神に捕まった奴あ この商売からはもう逃げられん |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
中国史上唯一の女帝となった則天武后は即位すると、全ての花に、花を咲かせよと命じた 牡丹だけがその命に背いたため、洛陽へ追放されたのだという どのような栄華を極めようとも、今も残っているのは花のほうだ |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
蛇の霊力を恐れ、これを神とあがめていたのが始まり 最近では、商売の神も兼ねているかもしれない |
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
|
災厄や穢れは引きうけよう、と影は言う そして、彼女は影に操られる木偶人形となる 彼女が死のうとも、契約はまだまだ続く 影が彼女を手放すのは次の新しい生贄をみつけるまで |