森羅万象名義

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壷中天あり

市中で見かけた薬売りの老翁が、店頭に懸けた壺の中へ入っていく様子を目撃した後漢の費長房が 一緒に入らせてもらうと、そこには俗界と切り離された別天地があったという故事
ニート垂涎のアイテム


髑髏

凶禍を予知する金髑髏
寝食も忘れ、みつめつづける紙芝居

死とは、ピクニックのとき遠くに聞こえる稲妻の音
とは誰かの言葉

髑髏から離れることができぬまま
放電する光をぼうと眺める


都市伝説

それは、いつ生まれたのか誰も知らない
暗い、音のない世界で、1つの細胞が分かれて
例の3つの生き物が生まれたように

そんな都市伝説を私は読みたい


貞子

TV画面から現れてみせるという
掟破りの手法も鮮やかに 貞子の恐怖

瘡蓋のようにぽろりと剥離してみせる
時代の寵児となるためのどんな念を纏っていたのか


金毘羅船々

芸者衆が金毘羅参詣客を相手に唄ったお座敷唄

お宮は金毘羅 船神さまだよ
綺羅羅羅羅
時化でも無事だよ 雪洞ゃ明るい
錨を下して 遊ばんせ


火星人襲来

向井千秋氏によると、宇宙に半年滞在した男性飛行士の骨密度が激減してしまったわけで
長期間、この数値のまま減り続けると仮定した場合、軟体生物もどきになる可能性も出てくるそうで


嘘の皮

「ウ」はうつけのウ、「ソ」はそらごとのソ
「ウ」は浮わつくの「ウ」、「ソ」は空々しいの「ソ」
嘘の語源の一つに数えられる「獺(カワウソ)」の皮が剥がれ易いものかはわからない


七変化

あぢさゐの別名
又は同じ役者が七役を早変わりして踊ること

羽毛の無い首の裸出した皮膚が興奮すると色変わりするのは七面鳥
屠殺時の七変化は見たくはないのだが


Dinosaur Tales跡地