香港  雲来散歩




ガイドブックって大概の人は
旅行する以外は真剣に読まないですよね。

今回、私が旅の伝道に選んだのは
クーロン黒沢著
「香港電脳オタクマーケット」

96年11月初版です。
中国返還前、新空港ができる前かなりかった
香港の電脳事情がつぶさに書かれています。

図書館で借りたやつなので、廃刊になってないと良いですが。

これは、オタク文化の記録としても大変、役に立ちます。

香港旅行しない方にも
とても面白い一冊ですのでお薦めしておきます。





今回の旅のテーマ

ドロドロネバネバな香港&中国
低く浅く薄く駆け足で覗いて見ました・・・です。

香港は歩いてみなくちゃわかんないですから

雲来は油麻地にかつて存在した伝説の飲茶店

人々が小鳥談義に花を咲かせ、窓には鳥篭がずらっと並んだという
「雲来茶室」の名からとらせていただきました。




菜 単 (MENU)
重慶大厦と半島酒店 ぬるま湯脱出の今夜の塒はどっち
香港のアキバ & インターネットカフェ
香港特別行政自治区から深せん経済特別地区へ
中国の小人国訪問 


重慶大厦と半島酒店 ぬるま湯脱出の今夜の塒はどっち



綺麗は汚い 汚いは綺麗
おっと、これはマクベスの台詞でした。

混沌って気持ちいいかもです。
特に均一化されて飼いならされた日常に浸っていると。
購買で他者とのほんの僅かな差別化
感じてる一般的な日本人ですから。

たまには凝縮されたピンキリを体験して
平衡感覚を世界標準に修正しないといけません。

しいものといもの、経済レトロ

あらゆるものが混沌としたこの香港では
ホテルもまた例外ではありません。

欲望の町 尖沙咀
互いに至近距離にあるふたつの由緒ある宿を覗いてみました。


ホテルの事を中国語(北京語)では「飯店」と書くのは有名だが、広東語では「酒店」と書く。
んだそうですよ。


重 慶 大 厦 (チョンキンマンション)

WELCOME!!重慶大厦
たむろっているのは客引きさん達か。
重慶大厦1F部分
ビルの内部はAからEのブロックに分かれる



あなたが冒険のはじめに1Gしか持っていなかったら?
宿屋は選べませんよね

そんな世界のバックパッカーのランドマーク

多国籍人種の坩堝

香港ヘ漂着した者たちの最後の砦

それが重慶大厦

2002年香港公式ガイドにも宿泊施設として、きちんと掲載されています。

無国籍雑居ビルの中は、オフィスや両替え屋
レンタルビデオ店にレストラン、一般住居がひしめきあい
またその中に無数のゲストハウスがあるんです。

ただしこの中であなたが選んだゲストハウス
宿泊施設営業許可書は貼ってあります?
エレベーターは数人しか使えず、常に混んでいます。
火事になっても階段から脱出可能な階ですか?



チョンキンマンションだけの話ではありません。
旅の安全は、あなたの自己責任に負うところが多いのですから。

あなた守れるのは、あなただけ。

客引きから無事逃げられるかの掛け合いも、
ベエリイデンジャラスなひとときとなること請け合いです。

重慶大厦=94年に施行された「旅館条例」で防災基準も強化され、
ドミトリー中心だったものが、個室中心に移行した。





「半 島 酒 店 (The Peninsula,Hong Kong)」




優雅の極み
かつての宗主国大英帝国によって建立。
開業時、九龍地区最大の建物だったことから「白い巨象」と呼ばれ、評判となる。
日本軍の侵攻により「東亜ホテル」と名を変え、
正面には日の丸が掲げられたこともあった。



★★★★★

Sクラスの五つ★に説明は不要?

セキュリティをお金で買うのもまた一つの選択です

東洋と西洋のスタイルが融合し美しい調和を醸しているのが
香港であるならば、ここも、まさしく「香港」

借りものの場所 借りものの時間
同じ親会社が作ったもうひとつの優雅なる静寂リパルスベイ・ホテル

オーソン・ウェルズの秘密の隠れ家でもあったというこちらのホテルはもうありません






ペニンシュラホテル アーケードを目移りしながらも歩いていけば

わっ こんな店がっ!!TANGSです



印鑑造り一筋20年 3代目TANG(タン)さんの店


1938年お祖父さんが中国・広州で開業
水晶・翡翠・琥珀・鶏血石など厳選素材のみを使用

いやあ、職人っていいですよね。

宝石度チェックを作った以上、石のチェックは欠かせません。

今回、お土産と自分の分、ふたつ注文しました。
航空便で届けてくれるから、取りにいく必要もナシ。

撮影許可はTANGさんからいただきました。








文房具のように、きちんと並べられた美しい石を堪能ください

紫水晶は「魔除け」瑪瑙は「出世」翡翠は「健康」

人間のようにひとつひとつ色の深みが違う
うっとりする石の世界があります。

私が選んだ石は最も深い翠をたたえた翡翠でした。



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