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2008年3月過去ログ

チューリップの花が

2008.3.31

チューリップがだいぶ花開いてきた
今年のチューリップから球根を取るためには、はやめに花を摘み取り、種となる花ではなく球根に栄養を蓄えるようしむけなければいけない(らしい)
何故、種から育ててはいけないのだろうか、と疑問に思ったのだが、花が咲くまで3年以上もかかるので、球根栽培方式が一般的となったようだ
で、うちのチューリップ部隊だが、茎の短いずんどうタイプと茎の長い通常タイプの二種類ができてしまっている
低温不足だとずんぐりむっくり型になるらしいので、ベランダの置き場所が招いた結果がこの違いである
ホームセンターのバーゲン品のチューリップ球根であったうえ、植えつけが遅すぎたことも毎度ながらマイナス要素である
野菜もそうだが、季節を守ることは重要だ
なんとか咲いてくれただけでよしとしたい

帰ってきた時効警察

2008.3.28

半額になっていたのでツタヤにてレンタル
見逃した回の方が多かったのだが、この機会に視聴の補完を果す
だが、意外とつまらなくて、TVでもあまりみていなかったのはそのせいだったのかもしれぬ

そういえば、前回の私の誕生日に、同居の女性が「ヒミツの花園」DVD-BOXをくれようとしていた
amazonで買っても18,957円もする代物である
あの吝嗇家の彼女がくれることのほうに驚いた
しかも四ヶ月ほど前から家賃だと言って、月に三万円も入れるようになった
太っ腹である
(この連休、運転手つきで春スキーにでかけることにしたようである)

検索すると一発でわかってしまうので、ぼやかしたいのだが、なんとかLSIたらいう会社が彼女の現勤め先である
彼女自身は、理系の派遣をてがける会社の正規雇用社員として働いているのだが、つい何日か前に、このなんたらいう派遣されている会社から、社員にならないかという申し出があったそうだ

まだ二十代とはいえ、彼女は就職氷河期世代である
大学卒業したあとも、勤め先がみつからず、長いあいだ、艱難辛苦にどっぷりと浸かり続けていたのである
今の会社にもぐりこむきっかけになった紹介先を紹介したのは私だったが、無事、就職できたのもコミュニケーション能力に長けた彼女の能力あってこそ
こんな世代であるから、彼女や同世代の若者たちに会社に愛着を持て、というほうが無理なハナシである
しかも今やっている仕事についても別に好きな仕事ではないというのが、非常に悩ましい点である
まあ、こんな世の中であるので、なんたらLSIの待遇のほうが良ければ、さっさと移動するがよろしかろうよ、と言ってみた
春は落ちつかない季節である

運び屋

2008.3.27

アパートの備品としてぴったりな折りたたみベッドをもらえることになったので、これを取りに行きアパートへ運び入れる
ついでに別の知り合いに私のお古のプリンターをあげることにしたので、そのセッティングも兼ねS市まで移動する
リサイクルの和ちゅうやつだが、移動のためのCO2は排出しているし、都合がいいからしているだけで別にエコ意識からではない

もらったベッドは思ったより大きい
2Fに運ぶのもだるくなったので、部屋が空くまで1F廊下に放置する方向で方針変換
前日も掃除でアパートに来ていたし、明日も退出者の立会いがある
3連チャンも訪問したくないのだが仕方がない
ベランダで育てたチューリップや業務用トイレットペーパーもついでに運び入れた(といっても同乗者がほとんどしていたのだが)
そろそろ、肉体労働にも飽きてきた
今は介護ロボやペットロボよりお手伝いロボが欲しい
ビューネ君より、アトム君が欲しい
アトムまで高性能でなくていいのだが、こういったロボットが人材として入ってきたならば、少子化の問題の一部も解決しそうだ
そうすっと、手塚先生が書いていたとおり、ロボット差別やロボットの人権問題も当然起こってくるのだろうな

DIYヲタク

2008.3.26

二日前に電話があり、実家のTVが壊れたのだという
古いソニーである
実家近辺には薄利多売の電気店は皆無、私が代理購入し手配を済ませることとなった
価格コムで調べてみる
配達料や代引き手数料などを加味していくと、ネット注文してもそれほど安いわけではない
ドリフのCMで知られる某店で最安値ゾーンで取引成立
価格下落の激しい32型のアクオスである
正直ここまで下がっていたとは知らなかったので嬉しい
自宅環境も整備していきたいものだが、自分用に購入したのは仕事で使うプリンターのみ

そのあとは、恒例のホームセンターめぐりである
ホームセンター激戦区にあって、この日訪れた某資材館は、他をよせつけない品揃えである
平日の夜、女子供の姿があるわけもなく、いるのはDIYヲタクか業者だけである
駐車場の白い線引き用スプレーだの、木材切断ができるテーブルだの、私の別に体験したいと思わない世界が広がっている
アパートの仕事をするようになってから、こんなんばっかりである
最後に、渋谷のパルコで雑貨や服を見に立ち寄ったのは、いつだったろう
戻ってこれるか心配である

隣の芝生

2008.3.25

4人の夫婦をサンプリングして旦那の給料の中身を公開するというTV番組を見た
最後、給料が高い順にランクづけが発表されるというエグい番組であるが、それまでにそれぞれの家や車、貯金額や生活ぶりが紹介されていく
視聴者はそれらの情報で4人の収入を推理していくわけだが、なかなか面白い
扶養している子供の数も違うわけだし、それぞれの生活を続けていくうえで重きを置いている価値観も重要な指数となってくる
いろいろな職業の人に給料を言わせる形式の番組が増えてきたのだが、ここまできたか、という感がある
子供は社員、奥さんは経理、ご主人を社長として眺めれば、どの会社が有望であるか、という会計的な診断もできるわけで
ご主人は軽トラ保有、小遣い2万円、軽トラの荷台に畳が敷かれ、そこで寛ぐのが彼の憩いだという家族が紹介された
みんなの予想をみごと裏切って、彼は手取り給料2位にランクされたのだが、それが紹介されると、初めてこのお父さんの顔が誇り輝くようにみえた
日本のお父さんたちよ、日々大変だろうが、がんばってくれ

不良在庫

2008.3.24

税務ブートキャンプ最終日
先生の事務所をこの日初めて訪れた
畑のどまんなかにある民家である
近所のクリーニング屋さんの奥さんに道を尋ねると、なんと知り合いだという
おおー、ムラ社会が形成されている
このへんはT市の旧住民とでも言おうか、もともとの地主農家さんたちがまだのほほんと野菜を作っている地帯なのである
農地をつぶして建てたアパートも、こんなにいらねえだろうというくらい点在しているのだが、どれもオーナーのやる気は感じられない
空き率の高そうな物件ばかりである
不良在庫の山だが、もともとの地主様の物件なので、サブプライム物件と違い、損切りして放出されることもなく、老朽が加速されている
原資は十分稼いだのだから、それでもかまわないのであろう

さて、教えてもらった先生の家のチャイムを鳴らし、改装された事務所の一室に通された
1年間6回の指導が終わって、さて、これからどうしますか?という話である
先生からの営業アタックである
税理士報酬は、その事務所によって、かなり違うということは聞いている
T市の相場は知らないのだが、この先生は安いほうなのかもしれない
一応、年間の税務お助けプランとして提示された額が、月五千円×12、決算三万×1とする年額九万円のコースである
しかしながら、内容は電話で疑問点を聞いて済ませる程度のお助けであるので、これが高いか安いかはわからない
法人化していない個人事業の段階では、必要ない気もするんだよなあ
そもそも、お店屋さんと違って仕入れも消費税計算もないわけだから、日々の取引の発生も少ない事業なのである
即答を避け、家で熟考させていただくことにして、畑道をてくてくと帰路につくのであった

チーム二人

2008.3.21

1Fの新規入居のうち、二人入居が二部屋に増えるはこびとなった
このままでは総勢8人
地球大家族である
2Fはトイレを二つにしたからまだいいが、テナントが選んだ結果とはいえ、1Fのキャパシティに8人は多すぎるだろう
不安である
折りたたみベットを買うことにして今週運び入れることにしたのだが、また運び屋生活は続く
気持ちざわざわ
1Fの最古参はやや小太りのジョディ・フォスターことクラリス(仮名)捜査官だけとなった
やはり、これだけ大人数だと出入りが激しくなるのは仕方がないことかもしれない

旅割

2008.3.20

沖縄の法務局に行かなくてはいけなくなった
遊びではないので面倒だし、あまりお金も使いたくない
申請した書類をまた受け取らなくてはいけないので、それができあがるまで、沖縄に滞在し続けるべきか、一度帰るべきなのかで迷っている
ある意味、旅行より贅沢な移動であるが、これが他人の金でできるのであれば、うきうき度は違ってくるはずだ
道路財源でマッサージチェアを買ったり、高額な国内旅行ができる仕組みがうらやましい
ついでだから、ゲストハウスの視察でもしてこようとは思うが、GWを避けてその後になりそうだ

半ケツ王子

2008.3.19

わがアパートの美形率が少し下がってきた気がする
特に男子
そんな低調なレベルでの上位に浮上中が、半ケツ王子(仮名)である
学生であるにもかかわらず、一番家賃の高いセレブ部屋に1月より滞在している
この名は、私がトイレ掃除の際、彼の半ケツもろ出し姿を目撃したことに由来する
ノックを省略した私も悪いが、鍵をかけなかった彼にも非がある
アメリカ人であるにもかかわらず、シャイな王子は相当恥ずかしかったらしく、何週もの間、顔を見せなかった
まあ下半身の後ろ姿だけで済んだことは、最悪の不幸はいつも免れてきた私の強運の成せる技である
掃除モード・ビジネスモードに入った私は、たぶん、下半身の全てを目撃しようが、揺らぐことはなかったろう
私がターミネーターであることをやっと理解した彼は、安心したのか、再び私の前に現れるようになった

そして、厳寒が過ぎ、春は訪れる
なんと2Fの台湾美女と1Fの王子の間にロマンスが生まれたようである
この組み合わせは意外であったが、ビジュアル的にはお似合いである
異国で楽しい思い出を数多く作って欲しいものだ

ゴミの値段

2008.3.18

植えどきを一ヶ月ずらしてしまったため、まだ花はついていないが、チューリップも順調に伸びだした
春である
四季なりイチゴも、2年目の果実は去年より一回り大きい(食べられないのが残念だ)
株分けで領土拡張も果した
やっぱり農業が一番面白そうに思えて仕方がない
受け継がれた祖母の血がついに目覚めたのだろうか

さて、来月から(うちが属する自治体で)ゴミを排出していただくサービスについて有料になりますよという宣告を受けた
可燃・不燃ともども10枚ずつゴミ袋を購入してみたのだが、なんとその額、1200円
悲しい
悲しいのは今までタダだったものにお金を払わなければいけなくなったせいだ
ロシアや中国の人々も体制の舵取りが変わるたびに、こんなやるせない気持ちを幾度となく味わってきたことだろう
私もゴミ有料化反対の市議に票を投じたり、ただ手をこまねいていたわけではないのだが、結果は敗北となった
今の私はチベット自治区の人々のように無力な存在である

とりあえず、電気を使わないミミズ君による生ゴミコンポストは昨年より設置している
(ミミズ君はみかけないので、脱獄したかもしれない)
思えばこのベランダの生ゴミ堆肥作りも、農業入門コースを経験しなければ、一生知ることのない世界であった
ケチであるという資質も、農業には不可欠だと思うんですけど

奈落

2008.3.17

円高に傾く為替も株価も奈落の底なし沼へまっしぐらという状況になった
傍観者として見ている分には興味深い
首吊りの縄を更にひっぱるような相場展開は気の違った暴れ馬のようである
しかしながら、わしには関係ないもんね、とのほほん、と茶をすすっている場合ではない
株式で運用している年金の目減り、日本経済を牽引してきた大手企業が体力消耗することによって、またまた巷は、職を失う人と不況の大波をかぶった破産者であふれるようになるかもしれぬ
しかも、世界レベルで

ロシアにはプーチンがいたが、この国からそのような人材が誕生するだろうか
世界の流れとして、人々は哲学よりも経済問題を最優先し、強いリーダーを求めていくようになるだろう
これは危険な兆候でもある
戦争も飢えも知らない幸福な世代であることに甘んじてきたが、その保証がこれから先も約束されるとは限らない

白日

2008.3.14

同居の女性は昨夜またまた高級飲食店での饗応がこたえたのか、本日寝過ごすという失態、午後からの出社となった
どうもホワイトデーの返礼をもらうため、会社に出る必要があったらしい
昨夜既に手にした戦利品は私も見せてもらったのだが、そのうちのひとつの高級木箱入りチョコ
同じ品をもらった彼女の同僚曰く
棺桶みたい、って
これ、あんまりだよなあ

便乗値上げか

2008.3.13

水曜に定例のアパートの掃除に出向いた
2週間続いて出されていなかった2Fのゴミの山が消えている
さすがにまずいと思ったのだろうが、もう少し礼節な1Fを見習ってほしいものだ
相変わらず、ヴァラーハ君(仮名)がモラトリアムな青春に埋没するべく、部屋に滞在する姿が見えたのだが、来日した彼の母親からだというおみやげのチョコをいただいた
ありがたいことである
ヴァラーハ・ママンは昨年の夏に、うちのアパートに泊まったことがある
今年、当アパートに来なかった理由が、現在、満室のためなのか、ヴァラーハ君と私の間に生じたもやもやのせいなのか、ヴァラーハ君が彼女と同居している様子を見られたくなかったのかは定かではない
彼に小言を呈するのも正直、飽きてきた感がある
ヴァラーハ君は私にとって空気のような存在になってしまったのかもしれない
緑風荘にいる座敷童のように、いつも、アパートにいるので、空気化したのである
5月で一年の滞在となるのだが、相変わらず退室する気配はみえない
1年の記録はマルセイユ源氏以来だが、それを塗り替える公算のほうが強いだろう

3月に2Fの家賃を弐千円ほど値上げすることにした
水道光熱費・提供している洗剤・スポンジ類・トイレットペーパーの値上げに対応することにしたのである
2Fはトイレの増設や、居室照明の交換を行った
1Fと違い、居室内部に水道設備が付随していることもその理由である
この機会にUPを目論みつつ、ついでにテナントの質の向上を図るというダブル効果を期待している
この値上げはこれから新規に入る人のみで、旧住民は今まで通りである
食いつきが悪くなるかと思ったが、新家賃での予約も入った
これからはシーズンであるので私も強気である

ワクワクの国

2008.3.12

日銀総裁も決められぬということで、わが国は「だめんず」であるというお墨つきを頂戴したらしい
世界に広がる信用不安をどう取り除くべきか、米欧の金融が集中治療室に入り、皆でわいわい協議している真っ最中に、日本はぽつん、蚊帳の外
鼻をほじりながら、ちりとてちんでも見ている感じだろうか

しょうがないじゃん、これが日本なんだから
ここまで来てへそまがりな私は、早く国内の食料自給率を高めて、鎖国でもなんでもすればいいじゃん、という考えさえ浮かんで仕方がない
戦後だって、けっこうアメリカ番長の言うがまま、パシリも勤めたし、お小遣いだって上納してきたんである

中野美代子著「綺想迷画大全」のなかに登場する「おしゃべりの樹」という細密画
アレクサンダー大王をモチーフとしたペルシアで書かれた一枚なのだが構図が面白い
馬やら羊、豹、龍の頭が樹の枝々にまるで果実のようにぶらさがっているのだ
それを見上げているアレクサンダーと樹が会話しているらしいのだが、動物群の他に人間の首もある

中野美代子氏によれば、
「人間やら動物が生る樹、その人間やら動物がしゃべったり、奇妙な声を発したりするという伝承は、八世紀ごろからアラブ世界で さかんに語られ、やがて中国へ、ヨーロッパへとつたえられました。
そのなかでもおもしろいのは、若いむすめのあたまが枝にぶらさがり、しきりに「ワクワク」と言っているというワクワク樹でありますが、 この「ワクワク」とはなにを隠そう、唐代の中国人が日本のことを「倭国 Wa-kuak」と呼んでいた、その音だけがWakwakとしてアラブに つたえられたものなのです。
アラブ人からすると、中国よりさらに東方の海上ある未知の「倭国」こそは、幻想の人頭樹が生えるにふさわしい幻想の土地だったに ちがいありません」
とある

日本はワクワクの国なのである
米欧の物差しで測っても理解できないだろうが、今一度この原点に立ち返り、このキャラでご勘弁と突っ走り続けるしかないのではあるまいか

未来講師めぐるに見る時代性

2008.3.11

いい加減終わると思っていたお笑いブーム
いや、ブームは去ったのかもしれないが、相変わらずお笑い番組は続いている
私が唯一見ている二つのドラマ「薔薇のない花屋」「未来講師めぐる」
「薔薇のない花屋」は、何故か悲劇が拡大しており暗い結末の予感増幅中である
視聴率はいいかもしれんが、円高の波に慄く中小企業の社長や、ワーキングプアの人々が、こんなのを見て楽しめるだろうか

反して「未来講師めぐる」
軽すぎる笑いに満ち満ちたドラマなのだが、登場人物たちの背景に目をやればそれぞれ暗い過去を持つ
まず主人公のめぐる→バブル崩壊による父親の事業の失敗により、幼少より祖父のもとで育てられた
普通の吉田さんでいたかったのに、20年後の未来を見るようになってしまい、恋人がデブになる未来、祖父が死ぬ未来を予知してしまう
めぐるの母→オカルトが大嫌いであるにも関わらず、祖父の持つ未来を透視する能力を受け継いでしまう
めぐるの母の弟→祖父の能力を誰よりも切望していたにもかかわらず、受け継げなかった
めぐるの母の弟の子供→一族で一番、高い能力を持っているため、自身への負担も大きく、父親に利用されてしまう
塾長→めぐるが講師として勤めている塾の塾長だが、かつらである
など「薔薇のない花屋」に匹敵するほど、暗い過去を持つ人々だらけである
しかしドラマの人々は、これらの悲劇も右から左に軽く受け流し、笑って生きているのである
心強い
こんなにも時代性があるドラマにかかわらず、来週ついに最終回を迎えることになった
私の好きなドラマは何故にすぐ終ってしまうのだろうか

不動産本

2008.3.10

「素人というか、ごく普通のワタシが不動産を回して資産倍増しちゃったマニュアル本」系書籍が、ここ数年やたらと出回っていたのだが、今は売れなくなってきた気がする
株も投資信託も不動産もFXも、個々の能力というよりは、誰でも参加すればある程度儲かってきた地合いが完全に終焉してしまったからである
ラーメン店も然り
こんな飽和状態で新規参入し、5年継続していくのは至難の技であるらしい
誰もがリスクをとることに脅え、縮こまった状態となったら、それはそれで次の投資チャンスなのだろうが、それもまだまだ先になりそうだ

ブームとなった不動産投資指南本は大きく分けると
借金で資産をどんどこ増やしていく手法(3年で資産3億形成といってもその資産はほぼ借入金)と、 現金決済によりとことん安く購入した物件を買い増していく手法(自らの労働力で資産価値を高めていく)の二つであった
どちらの手法を選ぶかは、自分の属性によって決めるしかない
安定収入のない人は後者しかないし、物件をこまめに見る時間のない人は前者がよかろう
私の場合、後者しかないだろうと覚悟していたのだが、前者の道もわずかながら開かれてきたという状況である

それにつけても飲食・小売のマーケットがこんな厳しい状況となったことは嘆かわしいことである
これからつぶれていく店も増えていくのだろうが、町の風景が ファーストフードやチェーンの居酒屋しかなくなったら、なんと味気ないことだろう
八百万の神のように、中小企業の多様化があってこその日本であった気がするのだが

有頂天家族

2008.3.9

森見登美彦著「有頂天家族」読了
やはり舞台は京都
狸・天狗・人間が登場する
天狗は空を飛び、狸は電車や山や人間などに化けることができる
人間といえば、天狗となったり、狸を鍋にして食らったりしている
老いらくの恋に走る天狗・井戸の中の蛙となるヒッキーな狸もおり楽しい

第二部への伏線もしっかり仕込まれているので、予告通り、この続きもいずれ刊行されるのであろう
宮崎アニメになりそうな題材であるのだが、別にアニメで見たいわけではない

同窓会

2008.3.8

小学校の同窓会なるものが企画され、久しぶりに地元の集まりに、顔を出すこととなった
中学からは女子校生活に突入したため、自然、こちらとのつきあいが中心となったのが、疎遠となった一番の理由である
さて、女子校時代の面子と比べて、こちらは学歴も職歴もバラけている点では、非常に斬新であった
原子力関係の仕事についたために、北朝鮮に赴任してきた人間までいた
喜び組も、しっかりとウォッチしてきたそうである

ご近所さんたちからは、早く地元に帰るよう勧誘を受ける
実家近くのビジネスホテルに地上げの気配があり、このへんの買収劇についても貴重な情報を得ることができた
六本木の某ホテルのラウンジで盛りあがった
そういう地元での繋がりを必要以上に拒んできた自分がすんなりと氷解できたのも、個人事業を立ち上げたせいかもしれない
不思議なことではある

鯛の尾より鰯の頭

2008.3.6

「鯛の尾より鰯の頭」な高尾の物件であったが、満額で他からの買いつけが入ってしまった
チェックしている人はチェックしているもんである
残念無念

一昨年、ゲストハウスを立ち上げたとき、他のゲストハウスが売りに出ており、欲しかったけれど、ただ指をくわえて見ているしかなかった私は悔しさでいっぱいであった
どんなに欲しくてもその時どきの己の「身の丈」という壁がある
そういう意味では夢物語であった2年前よりはやや前進しているのかもしれない
借金ばかりが加算されても厳しい状況であるので、また鰯を釣り上げられる日までは地道にやっていこうと思う

この日は新宿のハローワークに求人の流れを聞き取りに出向いた
いよいよ人材を雇用するときが近づいているのか?
最近のハローワークは、パソコンばかりが並び、工場のような流れ作業による効率化が進んでいる
相談に来る人々はまるで部品のようだ
お金をかけないで労働者を守るには、こういうやり方しか本当にないのだろうか

石の上にも3年

2008.3.5

いやあ、ヒラリーさん、なかなかしぶといねえ

年末には半数以上がフランス勢で占められていたアパート2Fであるが、現在はオーストラリア女性・米国男性・フランス人男女(ヴァラーハ君たち)・ 韓国女性・韓国男性・台湾女性・ペルー男性の計8名が住んでいる
(朝から晩まで働いているためなのか、ペルー人の男性とは、未だ遭遇できていない)
2Fはこのペルーの方以外はすべて学生である
日本の学生アパートも同様な悩みを持っているのかもしれないが、社会人に比べこの人たちの公共意識は低い
うちのアパートでも、ゴミ当番をさぼる人間が続出している
言われなくてもマナーを守り、きちんとやっている1Fとは好対照である

年は関係ないだろう
それがいいか悪いかは別として、上下関係やその他納得いかないことも含めたもろもろ、厳しい社会経験を通過してきた前と後とでは、違ってきて当たり前だ
何より自分がそうだったから

僕ちん、理不尽なことは何ひとつやらないんだもんねー、という若者たちが、お気軽に会社を去っていく風潮があれこれ取り沙汰されて久しい
自分も会社経験したときには、なんて最低最悪な会社なんだろう、と驚きあきれたものだったが、反面教師に習うことは多かった
親戚の美容師の卵クンは、いい子ではあるけれど、学生の頃は甘ちゃんの塊
読書などする姿も見たことがなく、コミック三昧でわずかな教養を得ていたように思う
それがどうでしょう
最近の彼は余暇も遊び呆けることもなく、読書にいそしんでいるというじゃありませんか
(彼が「人間失格」を読んでいることを伝え聞いたときは、自殺するんじゃないか、と心配したほどである)
てぷこという巨大会社に5年ほど前に新卒で入った知人などは、入社してしばらくは、会社組織への疑問で鬱となり、会社をやめるか自殺するかまで考え悩んでいたそうであるが、 今は彼の下に部下なども配置され、明るく面倒を見たり、会社ライフをエンジョイ、満喫しているらしい

我慢し続けることがいいことなのだと言いたいわけじゃない
ただ3年未満ではわからない風景というものがあるんじゃないなかあ

えー 借りれるの?

2008.3.3

確定申告を済ませた2007年の成績表(損益計算書・賃借対照表・資金繰り表)3点セットを携えて、銀行に行った
融資基準が昨年から大変厳しくなったと言われているSMBCである
来週、商工会議所の融資相談会なるものが予定されており、私としてはそっちを本命にしていたのである
このSMBCの担当は固い人であり、私の話す大風呂敷、夢の三ヵ年計画についても、ただ冷ややかに聞いている様子であった
外食産業や美容業界などの売上についても懐疑的・悲観的で、この人を満足させられる融資対象はいったいどんな業種になるのかさっぱりである
ところがである
こないだ見た高尾のマンションについての資料を見せると、意外にも好感触であった
つまり、将来の値上り益ではなく、インカム(保有し続けることによって得られる現金収入のことを指す和製英語インカムゲインの略)重視で試算してみて、 なんとか採算が合いそうだったということらしい
逆に、銀行の審査も通らない物件なら、自分でリスクをとり、掟破りな発想の転換をしなければいけなくなってくる

担当者は、(ゲストハウスでなく)普通のアパート(いや、マンションなんですけど)であるので融資できるでしょうと私に言った
えーー、借りれるの??
採算は取れるけど、借入金の比率も売上に比例されるわけで
もう少し資本増強してから買うことにしようや、と決意したのがついこのあいだである
どうする?どうしよう
みんなに断られてあきらめるつもりだったのに、銀行員の悪魔の囁きが春の嵐のように私の心を揺り動かすのであった

ドル安円高

2008.3.1

本当の暴落というのは、或る日、静かにそっと始まる気がする
17世紀にオランダで起きたチューリップバブル
1637年2月の初め、ある男が球根を買ったのだが、どうしてだか、いつものように転売できない
それがパニックの発端とされる
そして1929年10月24日、ニューヨーク株式市場から始まった世界恐慌も、はじめはゼネラルモーターズの株価が80セント下落しただけである

年初に世界の株価が落ちた割には、1月・2月と騒ぎの震源である米国ドルはそれほど下がらなかった
ちょっとやばいんでないかい?というたびに、政府系ファンドによる金融への資本投入だの、投資家によるモノライン救済策といった救世主が登場し、その度に米国はうまいこと凌いできた印象がある

ここにきて、バーナンキさんの発言が取り沙汰され、2月末から株価とドルが下落しはじめた
為替に至っては、円高についてガタガタ騒ぎすぎ
だいたい昨年までの円の評価が過度に安すぎたのである
現在の基準が一概にゆがんでいるともいえないだろう
日本のためには、円高であるぐらいが望ましい

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